PROPOSAL / AI × Zoho CRM / SEO

ご提案メモ|株式会社ワカヤマ様

ご提案: 株式会社etika / 2026年6月10日

ご提案メモ|株式会社ワカヤマ様

提案日: 2026-06-10 / ご提案: 株式会社etika / 対象: 若山健太郎 代表取締役 凡例: 【事実】=出典あり /【仮説】=面談で確認したい想定 / ※前提条件付き


0. 今日のゴール(このメモの位置づけ)

「ツールを入れる」話ではなく、御社に既にある資産(Zoho CRMの商談データ・技術力・ブランド)をAIで"活かしきる"ご提案です。営業の入口〜取りこぼし〜成功の再現まで、3つの打ち手を順にご説明します。

# 打ち手 ひとことで 効くファネル
提案1 AIによる営業事前リサーチ 新規開拓の「準備」を自動化し、初回から刺さる 入口を増やす
提案2 休眠商談の復活エンジン 「保留NG」を"休眠"化し、定期リマインドで復活させる 母数を守る
提案3 類似商談のベクトル掘り起こし 受注した成功パターンに似た過去商談を再発掘 成功を再現する
提案4 AIをSEOマーケ部員にする 人を採らずに、Webを"検索&AIで見つかる"集客装置へ 入口を増やす

提案2・3はいずれも「Zoho CRMに眠っている過去商談データの資産化」という同じ根を持ち、 提案1・4は「AIに人の仕事(リサーチ・SEO)を肩代わりさせる」という同じ根を持ちます。


0.5 この提案の着想背景|どのリサーチに基づくか

本提案は思いつきではなく、AIによる事前リサーチ(同フォルダの5レポート)で得た事実と課題仮説に紐づいています。各提案がどの発見から導かれたかを以下に示します。

全提案に共通する2つの土台(リサーチで判明した前提)

  1. 既に Zoho CRM / Google Workspace をご利用の痕跡 → だから「ゼロから導入」でなく「今ある資産の活用度を上げる」提案にした。 〔出典: competitor-deep-report.md §5 SPF/DNS(zcsend.net/one.zoho.com/Google MX を確認)〕
  2. 新規分野(医療/半導体/宇宙/燃料電池)への横展開=長期商談化、かつ58名で属人的 → だから「省力化=AIに人の仕事を肩代わりさせる」方向にした。 〔出典: industry-deep-report.md §3・§6・§8 / research-brief.md §0・§5〕

提案ごとの紐づけ(発見 → 提案)

提案 根拠となったリサーチの発見 出典(フォルダ内レポート)
提案1
AI事前リサーチ
①新規分野は「相手を知らない」状態で当たる(横展開)②代表の「福井はすごいのに伝えられていない」という発信への問題意識 ③営業準備の属人化・少人数。+この5レポート自体が実物デモ industry-deep §3/§6、research-brief.md §3(キーパーソン)、本リサーチ成果物すべて
提案2
休眠商談の復活
①表面処理の受託=リードタイム長期化・受注機会逸失が業界構造(眼鏡41社調査でリードタイム6か月以内達成14.6%)②長期商談が属人的(課題仮説1)③現状、回答待ち3ヶ月で「保留NG」に自動移行=死蔵されている(既存運用) industry-deep §2.3/§6、research-brief.md §5 仮説1、過去議事(20260316/20260406)=保留NG自動化
提案3
類似商談の
ベクトル掘り起こし
価格転嫁不十分82.9%→選別受注・案件別利益の可視化ニーズ ②同業の成功事例(イエムラ=利益色分けで外注7割減/アポロウエーブ=半導体×Zohoでリード10倍)③Zoho内の商談メモを資産化できる industry-deep §6/§8、industry-casestudy-deep-report.md §0/§5、research-brief.md §2c
提案4
AI SEO
サイトはブランディング◎だが集客装置として未着手(JSON-LDゼロ・H1/canonicalなし・記事ほぼゼロ=今回のSEO診断)②技術コンテンツで問い合わせが桁で動く同業事例 ③業界全体でSEO/MA未着手=先行余地(競合でMA成熟は清川のみ)④代表の「伝えられていない」問題意識 ⑤Google利用=Gemini/Antigravityと親和 §5-2 SEO診断、industry-casestudy-deep-report.md §4、competitor-deep §4.3/§5

要するに: 「新規分野へ伸びる × 長期商談 × 少人数 × 既にGoogle/Zoho × 発信は強いが検索/AIで見つからない」というリサーチで掴んだ御社の輪郭に、4つの打ち手を当てています。各根拠の詳細・[要確認]事項は各レポート末尾を参照。


1. 御社の状況認識(事前リサーチより)

明日の打ち合わせに先立ち、AIで御社を多角的にリサーチしました(※後述の提案1の実物です)。


2. 提案1:AIによる営業事前リサーチ(=この準備自体を提案する)

2-1. 何か

会社名とWebサイトURLを入れるだけで、複数のAIが並列で「企業プロファイル・業界動向・競合・キーパーソンの発信・同業の成功事例」を調べ上げ、課題仮説と商談カンペ(1枚)まで自動で出力します。

本日の打ち合わせ資料そのものが、このアウトプットの実物です。 「御社をこう調べてきました」という5つのレポートが、最も分かりやすいデモになります。

2-2. なぜ"御社に"効くのか(4つの理由)

  1. 新規分野は「相手を知らない」状態で当たることになる 医療・半導体・宇宙といった新領域では、見込み客の業界も、その会社がどんな表面処理ニーズを抱えているかも、最初は分かりません。事前リサーチで相手の製品・課題・想定ニーズの仮説を持って臨めば、初回から「分かっている会社」として信頼を得られます。

  2. 「伝えられていない」を解く道具になる 御社の白金めっき・CMF・環境対応(PFAS/六価クロム規制への先回り)といった強みを、相手の文脈に翻訳して伝えるための下調べが一瞬で揃います。代表の問題意識に直結します。

  3. 営業準備の属人化を解消(省力化) 「調べるのが上手い人」に依存せず、誰がやっても一定品質の事前準備ができます。58名規模で新規を増やすための現実解。

  4. インバウンドへの即応 コミケ出展・新聞掲載・SNSで作った話題(御社の強力なブランド資産)から来た問い合わせに対し、その場で相手をプロファイリングして鋭く返せます。発信を受注につなげる導線になります。

2-3. 期待できること


3. 提案2:休眠商談の「復活エンジン」(母数を守る)

3-1. 課題仮説と、現状の「保留NG」

長期商談主体の事業では、こういう商談が必ず出ます【面談で確認】:

「途中でなんとなく連絡が途切れ、いったんクローズした。でも数年後、客先の開発が再始動して復活することがある。」

現在、御社のCRMでは 「回答待ち」のまま作成日から3ヶ月経過した案件を、自動で「保留NG」へ移行する仕組みを既に運用されています(etika構築済み)。これは"放置案件を仕分ける"優れた自動化ですが、「NG」という名前が"終わった案件=もう見ない"という印象を与え、せっかくの「数年後に復活しうる母数」が死蔵されてしまう懸念があります。

ご提案:「保留NG」を「休眠」に変え、捨てずに"定期リマインドで掘り起こす"対象にする。

3-2. 仕組みの考え方(既存の自動化に"その先"を足すだけ)

3ヶ月自動移行の仕組みはそのまま活かし、移行先を「死蔵」から「掘り起こし対象」に変えます

  1. ステータスを「保留NG」→「休眠」に改称(または並列追加) … "ダメだった案件"ではなく"今は止まっているが将来戻りうる在庫"として位置づけ直す。失注理由・分野・案件規模は引き続き構造化して保持。
  2. 定期リマインドの自動化 … 「休眠」へ移ってから一定期間ごと(例:3ヶ月/6ヶ月後)に、担当へ「そろそろ再接触しては?」のタスク・通知を自動発火。既存の3ヶ月移行ワークフローと同じ仕組みの延長で実装可能。
  3. 長期ナーチャリング(任意) … Zoho Campaigns等で、休眠先へ技術トピック(新工法・規制対応・導入事例)を定期配信し、向こうから再点火させる。
  4. 復活スコアリング(AI/将来) … 過去に実際に復活した商談の特徴(分野・規模・失注理由)を学習し、「復活しそうな順」に並べる。→ ここが提案3(類似マッチング)と接続。

3-3. 効果

※「保留NG」の名称・運用ルールは松宮様らと合意済みのものです。改称・運用変更は面談で意図を確認のうえで。【要確認】

3-4. 実現方式は「お客様のAI導入環境」によります【要確認】


4. 提案3:類似商談のベクトル掘り起こし(成功を再現する)

4-1. 課題仮説

ある商談が受注(成功パターン)になったとき、それに似た過去商談・見込み客が必ずCRMに眠っています。しかし、キーワード検索では拾えません(「白金めっき」「医療」といった単語が一致しないと出てこない)。

4-2. 仕組みの考え方

意味で似ているものを探す=ベクトルマッチング

  1. 過去商談の情報(提案内容・業界・用途・素材・課題メモ・備考)を AIでベクトル化
  2. 新たに受注した商談と 意味的に近い過去商談 を自動で提示。
  3. 「この受注に似ているのに止まっている過去商談」を再アプローチの優先リストに。

例:「医療向け白金めっき」で受注 → それに似た、過去に止まった医療系・電極系の商談を自動で並べ、優先的に復活アプローチ。

4-3. 提案2との合体が本命

4-4. 技術的な前提(正直にお伝え)


5. 提案4:AIをSEOマーケティング担当にする(Webを集客装置へ)

5-1. 背景:SEOは「AI時代」にむしろ重要になっている

検索の入口がここ1〜2年で大きく変わりました。

5-2. 現状診断:wakayamapp.jp(2026-06-09 公開情報より観察)

2026年5月のリニューアルで"見た目"と"技術的な最低ライン"は整っている一方、"検索・AIで見つけてもらう"設計はほぼ未着手です。

項目 状態 評価
title / meta description / OGP / Twitterカード キーワード入りで完備 ✅ 良
モバイル対応・lang・robots.txt・sitemap・画像alt(17/17) 整備済み ✅ 良
構造化データ(JSON-LD) ゼロ(会社情報・ローカル情報の機械可読データなし) ❌ 弱
H1見出しタグ トップに無し ⚠️ 弱
canonicalタグ 無し(URL重複リスク) ⚠️ 弱
コンテンツ資産(記事) 投稿ページ実質2件のみ。技術コラム・加工事例・分野別解説の蓄積ゼロ ❌ 最大の弱点

一言でいうと 「ブランディングサイトとしては合格、SEO(集客装置)としては未着手」。 検索されてもヒットする受け皿(ページ)が無く、AIにも機械可読の情報(構造化データ)が無いため引用されにくい状態。 ※詳細は本リサーチの各レポート参照。検索順位・流入実数は未計測(オンページ/技術の観察ベース)。

5-3. 解決:SEO専任を雇わず、AIに"部員の仕事"を回させる

SEO専任を採用する余裕は、人手不足の業界で現実的ではありません。そこでAIエージェントがSEO担当の仕事を肩代わりします。

AI担当の役割 やること
① 計測・分析 Google Search Console / GA4 のデータをAIが読み、流入キーワード・順位・改善箇所を自動レポート&改善提案。
② コンテンツ制作 技術コラム・加工事例・分野別(医療/半導体/宇宙)解説・FAQをAIが下書き → 御社は一次情報を加筆するだけ(専門性=E-E-A-Tを担保)。
③ 既存ページ最適化 全ページのtitle・description・見出し(Hタグ)・構造化データをAIが点検し改善案を出す(今回見つけた H1なし・canonicalなし・JSON-LDゼロ を一掃)。
④ 実装の指示出し 改善案を「Web制作会社への指示書」としてAIが出力 → 御社は発注するだけ。制作会社とのやり取り文面もAIが下書き。

=「人がいない中でのAI SEO」。 SEO専任ゼロでも、AIが部員のように回し、人は「一次情報の加筆」と「最終判断」だけに集中します。

5-4. なぜ御社に合うか(Google活用=親和性)

5-5. 実現方式は「お客様のAI導入環境」によります【要確認】

5-6. 期待できること


6. 進め方(スモールスタート案)

ステップ 内容 目的
STEP 0 現状の棚卸し Zoho CRMの使われ方・商談データの記録状況・サイトのSEO状態を可視化(活用診断)
STEP 1 提案1・提案4を即スタート 事前リサーチの運用+AIによる既存ページのSEO改善案出し(効果が出るのが最速)
STEP 2 休眠商談の設計(提案2) 失注/保留の在庫化と復活トリガーの自動化
STEP 3 類似マッチングPoC(提案3) 過去データでベクトル掘り起こしの精度を検証
STEP 4 AI SEOの本格運用(提案4) 技術コンテンツの継続生成+GSC/GA4のAI分析サイクル(Google環境で検証)

いずれも「今あるZohoの上で」進めます。ツールの入れ替えは前提にしません。 設備・システム投資は 省力化投資補助金(従業員51〜100名で上限5,000万円)・ふくいDX加速化補助金 等の活用も視野に入ります。【事実 / 制度確認済】


7. 期待効果(全体像)

   ① 入口を増やす                       ② 母数を守る          ③ 成功を再現する
 (提案1 AI事前リサーチ /              (提案2 休眠商談復活)  (提案3 類似商談掘り起こし)
   提案4 AI SEO=検索・AIで見つかる)  →                     →
   新規開拓の質UP+流入UP                取りこぼしゼロへ        受注パターンの横展開
        \______________________________________|______________________________/
        「Zoho CRMの商談データ」と「Webの技術情報」を、AIが人の代わりに活かしきる

etikaは、ツール販売ではなく 業務設計 → データ活用 → 現場定着 まで伴走します。御社が既にお持ちの「技術力」「ブランド」「Zohoの商談データ」を、売上につながる資産に変えるご提案です。


8. 明日その場で確認したいこと(ヒアリング)


9. ご支援プラン(2026年7月〜9月の3か月伴走)

「作って終わり」ではなく、3か月のゴールを最初に合意し、その達成まで伴走・支援するプロジェクトとしてご提案します。

9-1. プラン概要

項目 内容
期間 2026年7月〜9月(3か月)
進め方 初回に3か月のゴールを設定し、達成に向けて毎月伴走
定例MTG 隔週(月2回) のオンライン/訪問ミーティング
実装・設定支援 毎月 2人日(計6人日)の実装・設定工数を確保
費用 月額 20万円 × 3か月 = 合計 60万円(税別)
対象スコープ 提案1〜4のうち、初回に合意した優先テーマ(本丸=活用診断+休眠商談の復活)

9-2. 3か月のゴール設定(例)

テーマ 主な内容(ゴール)
7月 現状把握+設計 Zoho活用診断・商談データ棚卸し/「保留NG→休眠」設計/AI事前リサーチの運用開始
8月 実装+改善 休眠の定期リマインド実装/Webサイトの既存ページSEO改善案・技術コンテンツ着手
9月 定着+次の一手 運用定着の確認/類似商談マッチング・ボタン自動化のPoC検討/3か月の成果レビュー

ゴールの具体値(例:休眠掘り起こし件数、改善ページ数、コンテンツ本数)は初回MTGで御社と合意して設定します。

9-3. このプランに含むもの